4/29~5/8 GWもう一つの釣行・小笠原!前編
member・・・修瑛さん、プロさん、ヒロキさん、たかまさん、いなんば
text・・・いなんば
GW新歓釣行の裏で計画されていた小笠原釣行!海釣り好き学生一度は行ってみたい釣行NO.1!間違いなしの楽園です!!僕いなんばは新歓そっちのけで行ってきました!いつ行ってもすばらしいです、海には未知数の大物が潜んでいます。人間に開拓されていない多くのポイントがあるのが魅力であると思います。
~4/29(出発)~
小笠原遠征は長ーい船旅から始まります、その時間は25時間30分!海が荒れていると長い時間大きな揺れが続くので、乗客の体調不良(船酔い)が多発しますwアネロンは必需品です。今回はそんなに揺れなかったです。
~4/30~
11:30長い船旅に終止符が打たれました!船を降りると、地元民の子供たちや民宿の人達が迎えてくれる光景が見えてきます!この歓迎の姿勢を見ると、いつも心が温かくなりますね。今回は民宿シルバームーンに(本当に)お世話になりました。
宿に着いたら早速、皆ライトゲームの準備をしてレンタバイクで民宿を飛び出します。
トビウオ桟橋付近で、小型メタルジグでメッキを狙います。すると、手前1メートルをゆっくり回遊してるアオヤガラがいたので目の前を通してみると。。。
ヤガラゲット!小笠原ショアからのライトゲームといったらこのヤガラとメッキが主に食ってきます、ヤガラなんでこんなにいるんだろう。
近くの小さな河口で攻めている修瑛さんは30cmくらいのデカメッキゲット!シーバスロッドがひん曲がったようです、僕とプロさんも同じ場所でやってみると修瑛さんに再びヒット!そしてプロさんにもヒットします!
この後もトビウオ桟橋あたりをランガンして、プロさんが一匹メッキを追加したら宿に戻っていったん休憩しました。その後、しばらくすると仰天丸のとじさんが宿にやってきて「磯に人迎えに行くから行くかぁ~?」と一言。父島一日目からさっそく船に乗ることになるなんて!みんなのテンション超上昇!
ポイント的に磯なので、イカ狙いになりました。そして、修瑛さんにヒット!エギにかかっていたのは。。。
良型アオリゲット!700gぐらいでしょうか?3月に釣れなかったイカを初日からゲットです!
またライトジギングをしていた僕はアカバをゲット!またかよ!って言いたくなっちゃいますけど相変わらず愛らしいフォルムです。
同じくジギングをしていたプロさんにもヒットします!僕の時より引きが大きかったです、あがってきたのは。。。
40cmバラハタゲット!これもハタ科の魚です、相変わらず毒々しいカラーの魚ですなあ~、しかしハタ科はどれもおいしい!
しばらくして、磯の人達と合流して港に戻ります。夜になったらメアジとかアオリリベンジだ~とか話しながらキムチ鍋を食べます笑。
これでも量は少ないです、八丈島はなんであんなに膨大な寮になったのだろうか。。。笑?でも、釣り合宿の中でとる食事の中でたぶん一番好きかもキムチ鍋、あでもカルパッチョもなあー、うーんどちらが上かなんて決められないですな。そうなんです!おいしい食卓も約束されてるのがこの小笠原釣行なのです!小笠原での自炊料理何かしら一口食べたら、至福の時ってこのことをいうのか~って再確認ができますよ!
エネルギー補給をしたら、メアジ&キントキとアオリを狙いに出かけます。
アオリをやっている修瑛さんがボイルがあるというので、そこでキャストしてみると。。。キントキゲット!というか入れ食いです!しばらくそのポイントで粘って2匹追加してから、アオリをやっているヒロキさんとたかまさんのそばへ行ってみると。。。
キロアップをダブルで仕留めていました!アオリイカはオスとメスのペアで回遊していることがあって、おそらくそのペアを仕留めたということになるのでしょう!つまりリア充討伐ということですw
初日から充実した釣行でした、もうすごいフィーバー!
翌日はサワラ、アオリ祭です!
~5/1~
この日は朝から仰天丸に乗って、小笠原の海を開拓してきました。昨日の夕飯よりももっとおいしい夕飯にしよう!とみんな意気込みますw
海にでてみると、そんなに波は高くなくて釣りがしやすいカンジでしたよー。
プロさんと二組のお客さんは沖磯に、それ以外のメンバーは船上でジギング。大物を狩りました!
僕のアセレーションSW8000HGはジギングやる前からドラグはガタガタでした。巻くとゴリゴリ音鳴ってました。前回の小笠原遠征でけっこう無理しましたしね。ここまで壊れてくると完全に壊われるまで使ってやりたい。
プロさんがいる磯から50mぐらいのところで、ジギング開始です!昼になると潮止まりになるのでそこまでが勝負になります!
みんな150g以上のロングジグをぶん投げます!確か前回カマスサワラをつったのもこんな磯だったなーと回想していると、、、ヒット!ドラグがどんどん出ていきます!僕のロッドは元々かなーり柔らかいのでぐんにゃりとしなってトラウトロッドと化していました笑
水面まで上がってきて、かかったのはカマスサワラであるのがわかりました。名前からわかるようにカマスのように歯の鋭さハンパじゃありません!超危険ですよ歯。
サワラゲット!小笠原のサワラは釣り上げればメータークラスです笑。水面まできても暴れるのでファイトがすっごく楽しいです。
まだまだこんなもんじゃありません!小笠原はサワラでいっぱいだということが判明します。どのくらいいるのかって?ヤガラと同じぐらいいるんじゃないか!?ってくらいです。
そして10分立たずに、たかまさんにヒット!たかまさんは前日ギンバルを迷い迷った末購入し、ギンバルを使わなきゃ太刀打ちできないような大物がかかることを祈っていました!
リール(ツインパワー)のドラグをかなりガチ締めしていたようで、体をもってかれていましたw
動画を見てわかるように、ホエールウォッチング船がたかまさんのサワラウォッチングをしにきていましたw
サワラゲット!僕のつったサワラよりも一回り大きかったです。サワラってカツオみたいに、生きてるときは背中が紫色なんですよね。サワラいいですねえ、上まで上がってくると毎回すごい興奮が待っています!ちなみにサワラにアタックされたメタルジグは。。。
こんなカンジ。けっこう深いですこの爪痕、いや歯型かw
しばらくして、ポイントをチェンジしました。次は水深100m前後のとこです。こういう深いところにデキャンパチが潜んでいるのです!
ポイントについてしばらくすると、ヒロキさんにヒット!カンパチは深いところについているので、そこでヒットするとかなりの重量がロッドにかかるので引きというか重量感がすごいのです。
ヒレナガカンパチゲット!3kgぐらいでしょうか。ショアから釣ってみたいサイズですね!ヒレナガカンパチ、背びれの端がピン!となっているのがお分かりいただけると思います。
潮止まりのせいなのか、それから1時間ぐらい粘ってみたのですがアカバを数匹あげたくらいで、デキャンパチを始めとしてバラハタやユカタハタ、クエ、ホウキハタのような高級ハタ達の反応は芳しくなかったです。アカバも殺人的においしいんですけどね~~~。
とじさん:「午後はまったりイカやるかぁ?」
とのことで、島の浅場を回ってイカ釣行の始まりです!
まったり始まったイカ釣り、これがとんでもないイカフィーバーになろうとも知らずにみんなでのんびりエギを投げます。
すると3投目くらいからヒット!すると、みんなもヒット!
みんなで連続ヒットもとい入れ喰い!みんなでいいサイズをどんどん仕留めていきます(合計24ハイくらいでしたっけw?)。キロアップは結局全員ヒットしました!そしてイカ釣り終盤にはキロアップを釣っても「おーやったね」ぐらいの気持ちにしかならないほどです、これやばいっすよね!
そして、たかまさんのエギロッドがすごいしなります!このイカ釣り、イカ影だけではなく魚影もかなり濃い状況でした。たまに魚がエギを食うことがあって、その場合イカよりもすごい引きを見せることがしばしばあるのです!なので最初は魚かもーっていう雰囲気だったのですが、近くまで寄せてくるとイカであることが判明!あがってきたのは。。。
3kgアオリゲット!大きいですね!これは抜き上げできなかったですよ!美味しそうに頬張ってるのは2本の長ゲソの内の一本、エギをもったら切れてしまったみたいです。かみきるのに10分ぐらいかかってました笑
イカ超乱獲の後、しばらくしてタイムアップ!すごい数のイカを釣り上げてしまいましたね、船のイケスはイカ墨だらけで何匹いるのかわかりませんでした!
沖磯に寄ってプロさん達を拾って港を向かっていて二見桟橋が見えてくる前に、巨大客船が見えてきます。「あれ?おが丸じゃ、ない!!」その名もPacific Venus
おが丸とは大違いです!第一名前から負けてます小笠原丸!パシフィックビーナスかっこよすぎです、というかすごい高級臭がしましたよテラス付きの部屋とかぽつぽつ見えましたし。おが丸の特一等はこれと比べたら二等レベルなんじゃないですかね笑
修瑛さん:「第70回男子会はこれで決まりだな~」是非楽しみにしてます!
パシフィックビーナスを後にし、港に戻って釣果確認です!
魚市場開けるレベル!とまではいかないですけど、これは史上最高なのでは?それにしてもすごい光景です!エギなんてホントに見てこなかったんだろうなこいつらってカンジですよ。ほぼ未開拓の海のイカ達、全然すれていないです!
※この堤防一帯はイカスミにより黒くコーティングされました
この日の夜はもうみんなくたくたです。夕飯はイカのバター焼きなどでしたね。また夕飯は日が経つのに比例してグレードアップしていきますのでお楽しみに!
次の日はあのケータ島です!
~5/2~
更新滞ってましたすいません。(何がcomming soonだ!!って話ですよねw)
待ちに待ったケータ島へ釣りをする日がやってきました!ケータへ連れてってくれるのは、海賊!僕達以外にも4人乗合していくことになりました!その4人の中には確実に小学生だろ!と思われる少女がいましたwすごいなあ。
この日もまたまたすごいことが連続したのです。
ケータへの道筋は、いや航路というべきでしょうな!なんせ行くのに2時間くらいかかるんですもの!帰りは向かい風で2時間半くらいかかりましたw
天候は曇りというか濃霧でした。晴れてればただの磯なんだろうけど、霧がかかってるとなんだかフィクションの世界の演出のようでしたよ!この風景だけでもおなかいっぱいになりましたね!
この風景をみながらジギング開始!どんな大物がいるのか、、、ドキドキしていてリールから出ていくラインから目を離せませんでした。
そして確か約5投目、アドレナリン大量分泌まで約5秒前のことです(?)。ジグ(キラージグ220g;ゴールド)がなかなか着底しないのです、潮の流れは強くないのにもかかわらず、何か食ってるのかな~と思ってました。そしてジグを回収しようとすると、アセレーションが
キィィーン
とうなります!、ビデオを巻き戻す時のようなあの音です!竿も一気にしなって超絶な負荷が竿をとおして僕の体に信号を送ります『危険である!』と。ドラグの音が鳴り止むことはなかったです。
船長がラインが出てった方へ船を移動してくれました、もうその時はラインが30mぐらいしか残ってなかったんですよ!元々250mくらいあったのにw
そしてしばらくすると、ドラグは止まってリールは巻けるようになりました。
がしかし、なんだかすごく嫌な予感がしてきました。そう、、、誰でも必ずは感じる根掛かってるんじゃねこれ??という予感です。つまり、ね、、、
魚が根に化けたってことですねええええ!すごく悔しいいいい
でもこの魚とのやり取り、ものすごく怖かったので安堵の気持ちも、、、。精神状態の割合としては、
悔:80%、安:20%でしょうかねw
でも、いい体験でした。
僕が未知のモンスターからの猛攻を受けて完敗したあとすぐにポイントを移動します。いやあほんと自然の力って怖いですねえ~(?)
気を取り直して、ジグを投入します。。。
すると、昨日あまりかからなかったアカバなどがぽつぽつ釣り上げられます。
アカバって小さいのに、よくロングジグ食おうと思いますよね。
ほかのお客さんもバラハタなど釣り上げます。しかし彼らはエサでやっているのですが、あまり大物が掛からない様子。
エサをメッキにして泳がしてやったら面白そうだ。
しばらくして、修瑛さんにヒット!おそらくカンパチであろう強い引き!
ヒレナガカンパチゲット!おそらく3kg、修瑛さんオフショアで初めてのカンパチゲットのようです、ナイスです!オフショアばっかりやってると、オフショアから逃げられなくなっちゃいますよねwカンパチの引きとか最高ですし。
続いてポイントを移動していきます。そしてまたThe根魚であるアカバが釣れます。釣れすぎたからといってリリースすると怒られますw(なんでだろう)
そして修瑛さんにヒット!今度もぐいぐい引くようですが、さっきよりも力が倍増しています!
水面近くまで来ると、カンパチのようなフォルムをしていましたが、、、!
シマアジゲット!かなりデカいっす!5kgくらいでしょうか!?体長は80cmもあって、なんか、、すごく美味しそうw
またコンスタントにアカバを上げつつ、、、
ゴゴン!
と竿に重量感を感じます、すごく重くて最初岩かと思いましたw3月に行ったときもホウキハタという大きいハタを釣ったのですが、今回はさらにさらに重いのです!
クエか!?この重みはクエの重みなのかあああ!?とうきうきしながら上げてくると、、、
ツチホゼリゲット!推定だと15kg!!(by海賊おっちゃん推定)
2桁台きたぞおおおおお!?もう、興奮で果てちゃいそうでした心がw
おっちゃん:「モロコすごいうまいぞ!、毒あるけどな!」
※ツチホゼリには毒はありません。(笑)
実は、以前おっちゃんがこの魚をケータ島で釣り上げていて、最重量のツチホゼリを釣ったという記録保持者だったのです!
しかしながら後に、さらに重いツチホゼリを別の釣り人に釣られてしまったので記録が塗り替えられてしまったそうです。確か18kgぐらい。僕のも、惜しいカンジでした。
次は乗合のお客さんが何かヒットさせます!その人はステラ、ソルティガ、ソルティガを持っているガチジギンガーでありましたwやっぱソルティガ需要すごいな~。そしてソルティガを自在に操り、あげたのは、、、、
推定10kgのシマアジ!上にはさらに上がいましたな!ジグの大きさはそんなに大きくないのに、食うんだなー。そしてやっぱりジグはゴールド、ディープジギングをやるときは少なくとも一本はゴールドを持っていく!と安田さんに聞いたことがあるのですが、あのモンスターといいこのシマアジといいやはりゴールドは強いということなのでしょうかー。
大物がぽつぽつ上がってきところで無念のタイムアップ!日没までには港に帰らなくてはならないので、15:00という早い時間に撤収です。
この日もかなり疲れましたね~。もう腕がボロボロだー。宿に帰ると、おばさんがシマアジを捌いてくれました。南国荘よりも宿代は高いのですが、その分サービスがしっかりしていてうれしいです。
~5/3~
ケータ島の釣りから帰ってきて、翌日になりました。この日はのんびりとした一日でした、しかし僕は起きぬけからなんだか体が重かったです。実は30日に着いてから、連続で船に乗っているんですよ僕達wもう船酔いなんて怖くない!ってカンジですね、酔い止め”アネロン”の評価まじ高いです。
この日は船には乗らずにショアでライトゲームをやったり、海水浴を楽しむ日になりました~。
すっっっごくきれーーーーいな砂浜&海です!まじで感動しますよ、竹芝桟橋を出発するときに東京湾の海の色を見ておいてから、小笠原へ来るととてもそれを実感できます。
みんなでこみなとの磯でメッキやソウダを狙います!しかし、魚影は手前にスズメダイとかがいるだけでフィッシュイーターはなかなかアタックしてこなかったです。。。3月のときはかなりメッキがいたのですが。。。僕は近くにあるベンチで横になってしばらく寝ていました(笑)
それでベンチから起きようとすると、なんだかものすごーく体の節々が痛いのです。これって、まさか先日食べたハタがあたったのか。。。!?と思い、すぐに宿へ戻って魚があたったときのための秘薬を飲んでみて夜まで寝たのですが、なかなか治らない!宿の人から体温計を借りて測ってみると、なんと39度の熱!これはヤバイ!なんてこったなんなんだこの病は!?
この日は、あまり外出せずに安静にしていました。
~5/4~
プロさんは早めに内地へ帰ってしまうので、4日でお別れです。翌日もなんだか体が重く、僕はベッドの上でプロさんの乗ったおが丸の汽笛だけを聞いていました。なんとも悲しいことです、旅行先で倒れてしまうとは。。。
一方、プロさん達を見送った後に修瑛さん、ヒロキさん、たかまさんはそのまま仰天丸に乗り込みさらなる大物を狙いにいったそうです!
その釣果というと、、、
キハダマグロゲット!沖縄でつった時よりも二まわりぐらい大きいです!キハダは表層を泳いでいるのでトップが有効のようです!
キャスティングロッドでトップを狙っているのでしょうか?この写真すごく好きです。この写真渋い香りがしますね~
激闘の末水面まで上がってきたであろうキハダ!ポッパーをくわえているのがお分かりいただけると思います!
キハダマグロゲット!またまたいいサイズ!ファイトも興奮ものだったのではないでしょうか!?
またまたトップでヒットしたのでしょうか!?すごい重量がかかっているというのが見て取れます!がんばれソルティガ!
大物ダブルヒットでしょうか!?こっちも竿のしなりが尋常じゃありません(笑)
がんばれツインパ!
このフォルムは!。。。。サワラだあああ!!長あああーーーーい巨体とまたご対面!
サワラ2ゲッツ!小笠原沖のギャングを仕留めた瞬間です!こんな大物内地ではまず、いない!!見れない!!聞かない!!
そして魚とのやり取りで分泌されるアドレナリンの量も計り知れないです!
リールはシマノのツインパ以上のものであれば小笠原のオフショアはまず壊れないと思います。ところでアセレーションはあまりおすすめできな、、、いや、できます。魚がかかったとき「リール壊れるかも!?」といったスリルによって、さらなる興奮が期待できます(笑)
僕はというと、謎の病がインフルエンザだった場合集団感染などのケースは非常に良くないと思ったので、診療所へ行ってきました。そして診察の結果、医:「日射病かな?これは」、僕:「サンストローーーク!?(sunstoroke=日射病)」※実際には言っていません。謎の病は日射病でした、仰天丸でサワラを仕留めイカフィーバーしたあの日が原因だったのです。
炎天下の中では、太陽光線から頭を守らず水分補給もせず、黙々とエギを投げ続けるのはやめましょう(笑)
後に処方された解熱剤により体調が回復していくことになります。
終