member … 籾山 梶原 小泉 水野 相川

text … 相川


どうも、座キャンの民あいかわです。


今回はクソ寒い年末に船で海へ出てバラムツを釣ろうという企画に参加させていただきました。


2015年の釣行の中で随一の過酷な釣行でしたが、非常に楽しかったです。





28日の夜8時頃王子駅に集合して静岡県田子の浦港に向けて出発しました。


(僕は集合を八王子駅と勘違いして少し遅刻しました。反省します。ちなみに水野先輩はもっと遅刻してました。一緒に反省しましょう。)


パーキングエリアに何度か止まりながらも、夜1時頃には田子の浦港へ到着。


昼からの釣りに備えて就寝。もちろん車中泊。




29日の朝、目を覚ましてみると籾山先輩の首が折れてました。首が回らないという状況に陥ってました。ご臨終です(嘘)


そして夜には暗くて気付かなかったんですが、富士山が目の前にありました。圧巻です。


富士山を拝んだ後、

コンビニでご飯を買いだめ、ガストで英気を養い、昼1時頃いざ出船です。


(今回は鶴丸さんに船を出していただきました。ありがとうございました。)


といってもバラムツは明るいうちはとても深いところにいて釣れるはずもないので、暗くなるまでアカムツ(ノドグロ)狙いで釣りをしました。


結果、お土産として申し分ない程の高級魚ちゃん達が釣れました。

オニカサゴ、マハタ、アマダイなどなど。


が、念願のアカムツを目の当たりにすることはできず… 残念‼


あとこの釣り、重い仕掛けを100m過ぎまで沈めるんですが手巻きでそれを回収しないといけないので腕が既にパンパンでした。




4時半には1度港へ戻り、5時頃にバラムツへ向けてもう1度出船しました。


この頃には結構暗くなってました。いかにもバラムツが好みそうな暗さです(知らんけど)



港から20分ほどでポイントに到着。


150g前後のジグにサンマの切り身をつけ、120mあたりまで沈め70mくらいまでを探っていきます。


そして開始後30分くらいに僕の竿にアタリが!

バラムツは意外に餌取りが上手いという話を聞いていたんで、自分なりに待ってみてググっときたところでアワせ!


乗ったアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア″ア″ア″アア″ア″アア″アアア″アエ"オ"エエオ"オエエエ"ウア!!!!!


この時点でアドレナリンどばどばです。


アワせた瞬間走る走る🏃💨💨

今までに経験したことのない重さとドラグの音に脳内大興奮でした。


バラさぬようテンションをかけ続け、なんとか水面まであげました。

そして船長さんにギャフを打って貰ったんですが…

なんと魚が船の上まであがりきらずここで痛恨のバラシ!

(おそらくバラムツではなくサットウ(アブラソコムツ)でした)


実はこの時同時に籾山先輩にもかかってたんですが、バラしてしまったそうです

両者上がらず…無念。


しかしこの後にも何度かチャンスが訪れ…

ついに、サットウをゲット!!


https://youtu.be/kd0BDktJTe8


そのバラシのシーンとゲットの瞬間の動画を小泉先輩が録画してくれていました。ありがとうございます。


↓サットウちゃん。重い。黒い。目がピカピカ。


この後も我々一同で何度かかけるも船上へはあがらず。

キープはこの1匹のみとなりました。

(もともと何尾もキープする魚じゃありませんが🗿)


当初の目的のバラムツは釣れませんでしたが、とても良いファイトができたので個人的には大満足です。



そしてキープしたからには食べる。

しかしこのサットウという魚、体内に人間では分解できないワックスエステルという油を大量に含んでいることから流通禁止されているお魚ちゃんなんですね。ネットで調べた限り、刺身で3きれ以上食べると意図せず尻から油が漏れ出るそうです。嗚呼恐ろしや。

食べますけれども。


ということで   \\ドン//


サットウのお刺身です。

食感と味はマグロの中トロと大トロの間のような感じすね。ただマグロほど旨味はありませんが、個人的にはこれ超好きですね。危険物だと知らなければホイホイ食べちゃいますねコレ。あ~なんて罪な魚なんだ。

嫌いな人に大トロと偽ってプレゼントにすると良いかもしれませんねハハハ^^ 

あいかわジョークです。


ちなみに僕は3きれほど食べましたが事故を起こすことはありませんでした。わーい。



これでバラムツ釣行は終わりです。


水野先輩はバラムツリベンジするって言ってました。ぜひ行きましょう。

あと、銭湯やら深海丼やらのエピソードもあるんですがこれ以上書くとダラダラと長くなるのでとりあえず思い出の写真だけ貼って終わりにします。