2016年 卒業旅行in小笠原
こちらはアクティビティ編となります(´ー`)
members 中島先輩、籾山先輩、神山先輩、小泉
writer 小泉
部長の小泉でーす!
今回は先輩方の小笠原旅行にオトモさせて頂きました!
東洋のガラパゴスと表現される小笠原諸島。
旅の始まりは我々立教釣り部にとってお馴染みの竹芝桟橋!
片道25時間の船旅です。
小笠原のゆるキャラおがじろうがお見送り...
なんとも言えない佇まいがgoodです(笑)
東京湾から、いざ小笠原へ!
父島到着!!!
きっちり25時間半かけて都内を移動しました!
船内では暇に任せて下ネタが飛び交ったり、酔いと戦ったり...割愛します(・_・)
とにかく青が鮮やかですねぇ
あ~、たまらん!!!
小笠原来た~、来ちまった~(´▽`*)
一日目は観光の手続きや車の手配など、島での生活の準備~。
父島はお店がメインストリートとその周辺にまとまっているので動きやすいのです。
そして今回の小笠原旅行の拠点となったINNこうもり亭さん。
オーナーの大ちゃん(籾山先輩とは関係ありません)が一人で切り盛りしている民宿です。
ご飯美味しい、部屋は快適、大ちゃんいい人、猫ちゃんかわいい、最高ですね。
二日目の前半は境浦でシュノーケリング!
この境浦という浜には太平洋戦争の際に沈没した船が海中に沈んだままとなっており、
今では有名なダイビングスポットです。
…あれ?寒くね?
地元民曰く、
海ぃ?、入れないことはないけど俺は入らねぇな笑。観光客は入るのもいるけどなぁ。
小笠原と言えど、3月。気温は20度。
ええい、強行突破じゃ!
船に向かって泳ぐ四人。
少し進むと水深は深くなる。
沈没船まで数十m。
何もない砂地が延々と続き、あまり魚の姿は見えず、足をついて休むポイントもなし。
潮の流れも感じる。
意外とキツいかも...
慣れないシュノーケリングで神山先輩、沈没しそうになる...(・_・)
無理は禁物、優雅に浜辺で日向ぼっこを楽しみ始める三人、お魚追って沈没船まで向かう籾山先輩。
船に近づくと一気に魚が増えて海の様子が変わるとのことですが、
私は浜辺で寝っ転がり~、海で無理をすると痛い目に遭います。
大切なことなのでもう一度言います。海で無理をすると痛い目に遭います(・_・)
帰ってきた籾山先輩のお話では、やはり船周辺はお魚天国別世界だったようです。
気温が高いシーズンにリベンジしようと心に誓って境浦を後にしました。
次に訪れたのは小笠原水産センター。
小笠原周辺の生物を保護、展示しているようです。
どんなものかと入ってみると...
あ、昨日食べた子だ...。今朝あら汁になってた子だ...(´ー`)
現地でアカバと呼ばれるこの子はアカハタ。
大ちゃん曰く、小笠原では比較的簡単に釣れるとのこと。
次に来るときは釣り具を持ってこよう。
水族館をたっぷり堪能し(イシガキダイ、ウミガメetc...結構充実していてビックリ)、
外に出てみると...
...ん?(´ー`)
なんだかよくわからんけど、取り敢えず看板の通りに壁をトントンすると...
寄ってくる!
なんだこいつらかわいいぞ(´▽`*)
年甲斐もなく必死な顔で水槽の壁を歯ブラシで叩く男4人組...
周りから見るとさぞかし異様な光景だったことでしょう。
(必死に叩いて肝心の写真を撮り忘れてしまいましたことをお詫びいたします...)
この日の後半はお土産見たり、街を散策~。
さすがクジラの島。至る所にクジラが...
3日目のホエールウォッチング、ドルフィンスイムに期待が膨らみます。
そんな散策で見つけた面白そうなお店が「わしっこ屋」さん。和紙でできたお魚を販売しているお店なのですが...
本当に和紙なのかしら(´ー`)
一つ一つ手間暇かけて手作りです。
自分の家を建てたら玄関に飾りたい一品。
お土産を各々買い込み、こうもり亭へ帰宅します。
夕飯を食べたら明日に備えて早めに就寝...
三日目、遂にこの日がやって来ました!
南島上陸、ホエールウォッチング、ドルフィンスイムの一日ツアー!!
船に乗る前にウエットスーツを合わせ、シュノーケリングセットを用意し、不安な人は酔い止めを飲んで、きちんと日焼け止めを塗って...
いざ出発!!
船長の話では、この時期ならクジラが見られないことはまずないだろうとのこと。
そんな簡単に見られるわけが...
いた!!!(´▽`*)
もう感動ですわ
生クジラ、神々しいこと、この上なし
20分に一頭ペースで出るわ出るわクジラ(´▽`*)
実は、冬から春にかけて小笠原はザトウクジラのベストシーズン!!
子育てのために小笠原へ集まるそうです。
なんとか頭を捉えたいとカメラを構えるものの、
シャイなクジラちゃんは背中見せるばかり...なかなか難しいですねぇ。
クジラのラッシュが終わったらもう一つのメイン、南島へ!!
その貴重な自然を守るために決められたルートから外れてはいけない南島。
専門のガイドさん引率&一日に100人しか上陸できないという南島。
そんな南島。ご覧頂きましょう(´ー`)
こりゃすごい。
果たしてここは本当に日本だろうか。
人間の手が入らないと自然ってこんなに綺麗なんだな~(´ー`)
元々はこんな風景の場所も珍しくなかったんだろうな~(´ー`)
身近な環境も含め、自然を壊さないようにしなきゃな~(´ー`)
自然を守ろう!!地球を大切に!!という声は世間に溢れている。
それはそれでもちろん否定されるようなものではないが、どんなに強力な理論で環境保護を説かれるよりも一度、「この風景を壊したくない」と本気で思えるような自然に触れる体験をするほうが何倍も環境意識を高めることにつながるのではなかろうか。
実際に大勢の人々にそんな体験をさせるのは不可能なので仕方のないことなのだろうが...
小難しい話はさておいて、南島をお腹いっぱい堪能した我々は再び船に乗り込む。
目指すは瀬戸海中公園!
シュノーケリングセットの出番です。
スタッフのお姉さんがおもむろに食パンを海へ投げ込む...
すると...
お魚大集合です(´▽`*)
ブダイ、スズメダイ系、チョウチョウウオ系etc...
定置網の中に迷い込んだようです。
[写真は後日追加します]
どうやらここが噂の海中公園らしい。
特に海上からは公園らしさが感じ取れない。
ただ、異様に魚の数が多い。
ダイビングスポットということで餌付けされているのだろうか。
魚が集まりすぎて生態系が崩れなければいいのだが...
お姉さんの合図で各々シュノーケリングセットを装着して入水!!
潮の流れでこの場所は比較的水温が低めという話を少し前に聞いたような聞かなかったような(・_・)
入水した果敢な勇者らの顔をみてみると...
やっぱり寒いようです。
しかし、船の上からでも魚がひしめいているのがわかるこの状況。
リアルお魚天国を見たい。
よし、潜ろう。
腹を括り、足を海へ浸す。
あ、冷たいわ
ってか、魚が集まりすぎてどこから入ればいいのか困るレベルでウジャウジャ(・_・)
もはや海に入るというよりも魚の中に入るといった方が正しいんじゃないかという状態。
お魚ちゃん、蹴っ飛ばしたらゴメンね~と思いながら入水すると...
魚魚魚魚魚魚魚魚魚魚魚魚魚魚魚魚魚魚魚魚魚魚魚魚魚.......
なんじゃこりゃ!!
口を開けて息継ぎしたら魚を飲み込むんじゃないかこれ( ゚Д゚)
30cm越えのブダイが目の前を通り過ぎる。たまに餌を求めて突っ込んでくる。
正直あいつは怖いです。
船から離れて気ままにプカプカしていると...
ユウゼン発見!!!
あのユウゼンが目の前を泳いでいる!!
何がそんなに凄いのか、真面目に説明すれば「日本固有のチョウチョウウオ」。
メインの生息域は小笠原周辺です。
もっとわかりやすく説明すると...「一匹10万円以上で取引される熱帯魚」。
勿論、素人が密漁したら即捕まります。
何も知らなければ単なる黒い熱帯魚ですが、一度価値を知ってから見てみると
どことなく高貴なお魚ちゃんに見えてくるのではないでしょうか。
気になった方はユウゼンで検索検索(´ー`)
先輩、お疲れさまでした!!!!
日が傾きかけ、我々はイルカを求めて最後の移動を始めました。
またクジラ発見!!
すかさずカメラを向けて...
よし!!
頭は見れなくても尾びれを捉えた!!
一回目のホエールウォッチング、これだけ撮れれば写真としても大満足です(´▽`*)
残すはドルフィンスイムのみ。
ドルフィンスイムとは、名前そのままにイルカと泳ぐアクティビティです。
今回はイルカの通るルートを予測し、前もって待機&水中でイルカちゃんに対面という流れでした。
この日は一日中海上にいました。
しかーし、イルカに出会った回数は0。
さてさてどうなるのでしょうか...
気付くと我々が待機している近くに他の船も集まって来ています。どうやら他の会社のツアー船もイルカちゃんを追い求めて一か所に集まってきたようです。
どうやらここがよく出るポイントのようですねぇ(´ー`)
などと言いながら私は上着を着て甲板に座っていたのですが、
ドルフィンスイムガチ勢のピリピリした空気が伝わってきます。
スタッフに率いられ水中へ...イルカと会えずに船へ...
また水中へ...そしてまた船へ...
見えた見えた!!!
海から歓喜の声が上がりました!!
見えたようですねぇ(´ー`)
話を聞いたところ、ほんの一瞬だったそうな。
にもかかわらずガチ勢の方々は皆、満足顔でした。
いやぁ、イルカちゃんの力は凄いですねぇ。
よかったよかった。
[可能なら後日動画をupします]
これにてホエールウォッチング&ドルフィンスイムツアー終了。
ホクホク顔で港へ帰って来ました。
停泊中の小笠原丸を一枚パシャッ
小笠原最終日。
昨日パシャッと撮った小笠原丸でお昼過ぎには竹芝へ出港予定です。
ということは午前中は自由に使えるわけで...
既に予約しておいたシーカヤックを思う存分楽しみましょー!!
二人一組で前後に分かれてオールで左右交互に漕ぐのです。
二人の息が合わないと上手く進みません。
10分ほど陸と流れの緩やかな川で練習してから海へ漕ぎ出すのです。
波打際でカヤックに乗り込むときは素早く乗り込む。これ鉄則なのです。
もたもたしていると波にカヤックが流されるのです( ゚Д゚)
ぎこちなく乗り込み、いざ沖へ!
一度スピードに乗ると結構速いのです。
南国の風を受けて波を感じながら進むのです(´ー`)
これ、一つ欲しいわ(・_・)
漕いでいるときの視点こんな感じ。海面が近いのです。
岩の陰にはイワシの大群が...これに乗りながら釣りしたら楽しいだろうな~(´ー`)
やっぱり一つ買おうかしら(´ー`)
幾ら気分がいいと言えども、ずっと漕いでいると疲れるのです。
休憩に立ち寄ったのがこの「コペぺ海岸」。
特に珍しいわけではありませんがイソヒヨドリと建物がいい感じだったのでパシャリ。
あっという間のシーカヤックツアーでしたが、一行大満足。
ガイドの兄ちゃんにお礼と別れを告げて一旦宿へ戻ります。
荷物をまとめ、車で港へ到着。
お世話になった大ちゃんと一枚パシャリ。
大ちゃん、本っ当にお世話になりました!
名残り惜しくてなかなか船へ乗り込めなかったのは私だけじゃないはず。
船が本土へ帰るときは島民みんなでお見送り
これがまた涙腺に来るのです。
来てよかった。
また来たい。
また来よう。
心からそう思った(´▽`*)
その時は釣り竿担いで来ようか、サーフボード持ってこようか、
二週間以上滞在しちゃおうか、またこうもり亭に泊まろうか。
そんなことを考えている間にも船は港を離れてゆく...
しかし、これで終わりではないのです。
小笠原丸に並走している船から島民が飛び込む飛び込む( ゚Д゚)
これが小笠原式のお見送りなのです(´▽`*)
言うまでもなく、帰りの船の中では睡眠&睡眠&睡眠。
もう船にはすっかり慣れてしまったようで、
酔いに悩まされることもなかったようです(´ー`)
東京に着いた一行が今度は人の多さで
人酔いに悩まされるようになったとさ...(´ー`)